ホルミシス療法とは
ホルミシスはどんな働きをするの?
酵素やホルモンの活性化、細胞膜の修復、ガン抑制遺伝子の活性化、生活習慣病など、様々な結果が。
ラドンなどの低線量放射線の刺激(ホルミシス)効果は大学や研究機関で実証されてきました。

1.体内酵素が増えます。
ラドンなどの低線量放射線が取り入られると、それが刺激となって、体内に約3,000種類ある酵素が活性化していきます。万病の原因はからだを酸化させる活性酸素にあるといわれますが、活性酸素を除去する「SOD」「GPx」も飛躍的に増加することが確認されています。

2.細胞膜が元気になります。
活性酸素が万病の原因といわれるのは、脂質を酸化させて過酸化脂質にするからです。過酸化脂質は細胞膜を硬化させて透過性をなくし老化を早めます。ラドンなどの低線量の放射線はその刺激作用によって、細胞膜の過酸化脂質を減らして透過性を良くすることが確認されています。

3.ホルモンが増えます。
ラドンなどの低線量の放射線の刺激作用によって、体内のホルモンが活性化していきます。実験データでは、炭水化物の代謝を調整して、血糖値の恒常性を維持するホルモン「インスリン」が倍になりました。痛みを緩和し鎮痛作用のあるホルモン「メチオエンケファリン」、やる気を引き起こす「アドレナリン」、自律神経を整えて、幸福感を呼び起こす「ベータエンドルフィン」などが明らかに増加するという結果が出ています。

4.ガンが抑制されます。
低線量の放射線(X線)を臓器に照射した実験では、各臓器の細胞内でガン抑制遺伝子p53が活性化していることが確認されました。ガン細胞の増殖が抑制され、DNAの損傷が修復されて、修復不可能な細胞は自発的な細胞死(アポトーシス)へと導かれることになります。

5.糖尿病や生活習慣病に
ラドンなどの低線量の放射線の刺激作用によって、からだの防御機能が高まることが確かめられています。糖尿病になりやすい体質のマウスに低線量の放射線(X線)を照射すると、糖尿病の発症の抑制が明らかになりました。さまざまな生活習慣病にも同じような働きが期待できます。
ホルミシス療法で効果が期待できる症状
- 疲労
- 肩こり
- 腰痛
- むくみ
- 糖尿病
- 脳卒中
- 動脈硬化
- 各種がん
- 頭痛
- 便秘
- 冷房症
- 体が冷える
- アンチエイジング
(しみ、しわ、たるみ) - 美肌効果
- 自律神経失調症
- パーキンソン病
- アルツハイマー
- 生理不順
- 生理痛
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 自己免疫疾患
- 更年期障害
- メニエール病
- 高血圧
- 神経痛
- 打撲・捻挫
- むちうち
- 関節リウマチ
- 喘息
- アトピー
- 花粉症
- 肌が荒れる
ラドンは天然温泉にもあるの?
ある一定以上のラドン(ラジウム)を含む温泉は法律で放射能泉と定められ、全国各地にあります。

玉川温泉
秋田の玉川温泉はラドン温泉として古くから奇跡の湯として有名です。源泉からラドンを含有する蒸気が一帯に広がり、岩盤からもラドンが放出されます。
東北大学、岩手医科大学、弘前大学などにより臨床的研究が行われ、「難病を治す」「ガンに良い」と評判になり、多くの人が岩盤浴に訪れています。

三朝温泉
鳥取の三朝温泉は世界有数のラドンの含有量を誇る名湯です。三朝医療センターでは、37年間にわたる統計データから、この地域の住民のガン死亡率は全国平均の約50%以下で、周辺地域と比べても低い傾向にあると発表しています。
土壌・岩盤から発生するラドンや微量の放射線が、自然治癒力を刺激し、高めていると考えらえています。